ネット配信は下の図の「一体式スイッチャー」が構成の中心になります。
(何が一体型かというと、カメラの切り替えと音声ミキサーが入ってるので一体型と表しました)
カメラからの映像は、切り替えて使えばいいということはわかりやすいでしょう。
ところが、本来ならカメラに付属しているマイクの音が、映像と一緒にHDMIケーブルに載って来るので、これもスイッチングされてしまいます(切り替えたカメラの場所で聞こえてる音が放送されてしまう)。
外部のマイクを使いたい場合は、この機能をキャンセル(下図の×印)し、別の音声ミキサーを使用することになります。
このミキサーで、マイクやBGM再生装置の音量を適正に整えてスイッチャーに流し込んでやります。
YouTubeに公開されている映像でも、音が大きすぎてガサガサした音質になってしまっていたり、逆にボリュームを上げないと聞こえないような小さな音になっていたりします。
このようなことがないよう、キチンと音声レベルを監視し、適切な処理をしてまとめてやります。そうすると視聴者にとって受けとりやすい、聞きやすい音になります。
生放送でも適正な準備を整え、リアルタイムに処理をしていくのが、音声ミキサーさんの力量になります。
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